必ず観たい!最近のオススメ映画①
〜In The Heights -インザハイツ- 〜
今年注目のラテン系映画。まずは、こちら!!
サルサ界では既に観た方が多いと思います。私も日本公開初日に観てまいりました。
Hawaii Salsa Festival 2020
この映画の振付・監修・出演されたEddie Torres Jr.(エディ・トレス・ジュニア)さん(写真左の一番右)。
上の予告動画でプエルトリコ国旗のタンクトップ着てるのが彼ですが、日本でも大人気のマンボダンサー。彼の父親、Eddie Torresさんが「マンボキング」と呼ばれるサルサダンスをステージやスクールに定着させた第一人者。その血を引継ぎながらも、更に進化したマンボを超パワフルに発信し続けています。この映画を観ればそのパワーと技術が一目瞭然!!
他にも知り合いダンサー(特にニューヨーク勢)がわんさか出演していたので、興奮の嵐でした・・・。
私は2015年にニューヨークのブロードウェイでこのミュージカルを観ましたが、最新の映画となると映像の技術も駆使されているので、ガラッと印象が違いました。
ミュージカルが苦手な方もいると思いますが、入り込みやすい音楽とスタイルでとっても楽しめます。
とにかくラテンパワー炸裂で、体を動かしたくなる!!&心にエネルギーチャージできる映画。
既にデジタル配信でダウンロードも出来るし、12月にはブルーレイ&DVDがリリースされるとの事。
映画の詳細はこちら⇨ In The Heights 公式サイト
必ず観たい!最近のオススメ映画②
〜サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)〜
ソウルといえばブラックカルチャー、ファンク、ブルース、ゴスペル、ジャズ、ブルース・・・というイメージですが、ここにはラテンソウル「サルサミュージック」もあります。このステージで演奏し、アイデンティティを訴える若かりしコンガ奏者Ray Barretto(レイ・バレット)や、Mongo Santamaria(モンゴ・サンタマリア)にも注目!!
47巻もあったフィルムが50年間も封印いたなんて、信じられない。
1969年夏、ニューヨークのハーレムで開催された“ハーレム・カルチャラル・フェスティバル”の頂点を解禁したドキュメンタリー映画。
私はサルサダンスと音楽に関わり始めてから、ラテンカルチャーを歴史から現代の生活スタイルまで聞いたり体験する機会は沢山あったけれど、こんなにも全身を震わすソウルを目で見て体感したのは初めて。映画のスクリーンからタイムスリップしたかのように、当時のラテン魂を垣間見ることが出来た。
後に「サルサ」という名前が定着するほど、ヒスパニック(ラテン系)の人たちの勢いが増していて、音楽を通してアイデンティティの確立へと戦っていた時代。
サルサが私のパワーの源になっている理由も、この映画で更によく分かりました。
最初のお目当てはコンガ奏者のRay Barretto(レイ・バレット)とMongo Santamaria(モンゴ・サンタマリア)を見る事だったけれど、最終的には全てのアーティストから溢れ出すエネルギーで私の髪の毛がアフロになったと錯覚するくらいでした。
心よりもさらに深く、魂を震わす映画!!その迫力に鳥肌がおさまりません。
現在はAmzon Musicなどで配信が開始しています。
映画の詳細はこちら⇨サマー・オブ・ソウル公式サイト
必ず観たい!2022年のオススメ映画③
〜WEST SIDE STORY - ウェストサイドストーリー - 〜
こちらは間もなく観られる映画!!「ウェスト・サイド物語」として日本でも広く知られているミュージカル。ここに登場するニューヨークを見ると、サルサの成長の背景を感じずにはいられない・・・。
※日本上映は2022年2月11日(金祝)に延期されました!
1950年代のミュージカル、1960年代の映画化。そして2021年に2度目の映画化。
しかもあのスティーブン・スピルバーグ監督!!
これまでに紹介した「インザハイツ」も「サマーオブソウル」もそうですが、やはりニューヨークには切っても切れないラテンのパワーが集結していて、そこで戦い生きてきたラテン系移民のエネルギーがいつの時代でも人々の心を魅了している。と感じます。だからこそ、サルサ音楽とダンスのパワーに納得。
懐かしい「ウェストサイドストーリー」も好きだけど、現代バージョンだと更にサウンドシステムと華やかな映像で迫力倍増なんだろうな。
今年が終わる前に、もう一つの楽しみ。映画館へLet’s Go!!
映画の詳細はこちら⇨ウェスト・サイド・ストーリー公式サイト
お家で、親子で楽しむ!
Netflixで今すぐ観られる映画。
Netflix映画「ビーボ」
「イン・ザ・ハイツ」のクリエイター、リン=マニュエル・ミランダが手がける製作総指揮・音楽・声の出演を兼任したミュージカル。監督はカーク・デミッコ。
キューバのハバナからストーリーがスタートし、ウキウキ・ワクワク、子供から大人まで楽しめる映画です。
歌姫のマルタさんがどうしてもセリア・クルスに見えてしまうんですが・・・。声はグロリア・エステファン。
鮮やかな色使いのアニメーションと、美しく軽快な音楽で気持ちも明るくなります♪